Mac のスリープを防止するには

MacBook を閉じても、スリープされたくない時があります。
音楽を再生しているとき、動画を再生(音だけ聴きたい)しているときなどですね。
その方法になります。

環境

MacBook Pro (13-inch, M1, 2020) macOS Monterey

スリープしないようにコマンドで設定する

ターミナルから以下のコマンドを実行するとスリープの機能を無効にできます。
管理者パスワードの入力が必要です。
ただ、全くスリープ無しだとバッテリーが勿体ないので、後述のユーティリティの方が便利です。

sudo pmset -a disablesleep 1

実行すると、アップルメニューの「スリープ」が使えなくなりますし、MacBook を閉じてもスリープしません。

戻すには、最後のパラメータを 1 → 0 にしてコマンドを実行します。

sudo pmset -a disablesleep 0

Fermata ユーティリティを使う

Fermata を使うと、

  • 手動でスリープを無効化
  • 指定したアプリが起動している時はスリープを無効化
  • 指定したアプリがアイドルスリープを防いでいる時はスリープを無効化
    (具体的なアプリは不明ですが、音楽再生アプリに多いらしい?)

することができて便利です。
使うには、

  1. リリースのページから最新版をダウンロード
    現時点では2019/12/12リリースの 1.2 、Fermata-136.zip が最新版でした。
  2. zip を解凍してできる Fermata.app をアプリケーションフォルダに移動
  3. Fermata を起動

します。
メニューバーの右側に Fermata のアイコンが現れるので、設定などはここから行います。

手動でスリープを無効化

Fermata のアイコンをクリックして、メニューの「Postpone Lid Close Sleep」を選択します。
選択すると、メニューにチェックマークが付きます。

指定したアプリが起動している時はスリープを無効化

Fermata のアイコンをクリックして、メニューの「Preferences…」を選択します。
自分の場合は、以下のように「Music」と「QuickTime Player」を設定しています。

「Add Application…」でアプリを追加
「Remove Application」でアプリを削除
すれば OK です。デフォルトは「Embrace」が設定されていましたが、使っていないので削除しました。特にそのままでも問題ないと思います。

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